Minstrel☆Sanctuary

密度

からつぽの掌つばめ来てゐたり

せとぎはのさくらとおもふゆれてをり

小鳥の巣日差しに密度あるらしく

鍵に触れ闇にふれたる暮春かな

鳴つてゐるのはわたしの中の桜の実

いつか開く新樹のごとき本があり



河 7月号 銀河集   2009.7.





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by minstrel1209 | 2009-05-17 09:43 | poem