Minstrel☆Sanctuary

未来



屈みをり山りんだうに染まるまで

空湛ふゆゑに白鳥来たりけり

見えてゐて見えぬ案山子の振りをせり

大綿の掌に乗る未来かな

火を焚けばモディリアーニの裸婦のこと

降りそそぐものをそのまま浮寝鳥

風邪ごゑの花びらほどくやうに癒ゆ



俳句 12月号 2005
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by minstrel1209 | 2007-01-20 11:22 | poem