Minstrel☆Sanctuary

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海月

振り向けば銀砂こぼるる はじめから海月の夢に棲んでゐるゆめ









原人の海図 2009-8  テーマ 海









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by minstrel1209 | 2010-06-30 22:15 | poem

空の記憶 The Sheltering Sky




青い空は 底なしの闇から
恋人たちをシェルターのように守ってくれる
ほんとうに?

男の名はポート 彼は信じたいのだ
女の名はキット 彼女は疑ってる
不幸とか幸とか
そもそも そんな枠組みから はみ出してる ふたり

この光景を 君と交感したい だからって 砂漠へ旅するの?
あの熱砂と砂嵐の国へ しかも 船 大きなトランク
ツーリストではなく トラベラーとして 
世界を覆う 虚無の闇 それが 宇宙の真実
退屈だな すべてが 

予兆に慄く女 永劫が染み込んだ男
愛してるのに すれ違ってしまう 
彼はアンバー 彼女はブルー

夜から朝へ向かう砂漠の姿態
ぽつんと浮かぶように漂うのは ポートとキット 
太陽と月だね まるで

狂言回しのタナーは 迷惑がられたり 重宝されたり
だけど 憎めない男 彼も彷徨ってる
3人に絡んでくる親子の あまりに世俗的な醜悪さ奇怪さ
舞台は 1947年という時代の北アフリカ
それらが 攪拌されて 
ふたりの絶望と孤独は 一層浮き彫りになる 
太陽でも月でもなく 彼らは 砂漠そのものなのかもしれない

愛した記憶 愛された思い出
すべてを呑み込んで 砂漠に朝が訪れる
人は 忘れるから生きられるというけれど それは違うな
忘れない決して 記憶の抽斗に そっと仕舞われるだけ
仕舞われた記憶が 地層のように幾重にも降り積もってゆく
  
キットが ひとり辿り着くあの港町のラストシーン
カフェで待っていたのは 不思議な目の老人
空の青 海の蒼 そんな深いふかいアオ 揺らめくアオ

迷ってしまったんだね
そう 迷子なんだよ 誰もが









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シェルタリング・スカイ 1990年 英国
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by minstrel1209 | 2010-06-26 13:41 | review

草いきれ

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by minstrel1209 | 2010-06-08 13:48 | scene

ささやき

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by minstrel1209 | 2010-06-08 12:09 | scene

草矢

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祭列はいつもの橋を過ぎてゆく君へ届かぬ草矢放てば










原人の海図 2010-5      テーマ 橋
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by minstrel1209 | 2010-06-03 10:57 | poem